介護施設形態ごとの違いとは?

介護の施設形態には、主に公共型施設と民間型施設とがあります。((詳しく知りたいなら・・・あなたにぴったりの施設は?介護の職場))

公共型施設のメリットとして、費用が比較的安価ということが挙げられます。しかし、それ故に、利用を希望する高齢者の数が多く、利用可となるまでには長く待たなければならないこともあります。

民間型施設では、サービス内容や施設の設備内容が運営会社によって大きく異なります。そのため、希望に合う施設を選べば、利用者の望む通りに生活をデザインすることも可能です。また、利用までの待ち期間も、公共型施設と比べると短くて済むことが多いようです。 しかし、一方で、利用費用が施設によってかなり差が出てくるのも民間型施設の特徴です。例えば、良い施設に入所しようとすると、一時金だけで数千万円かかることも珍しくはありません。

このような違いを踏まえると、介護者が公共型施設で働く場合には、基本的に多くの高齢者を受け持たなければならないことが想定されるため、時間に追われて忙しい毎日となるかもしれません。しかし、公共型施設ですから経営は安定しており、毎月決まった額の給与を受け取ることができるでしょう。場合によっては、手当もあるようです。

民間型施設で働く場合には、仕事内容や給与はその施設次第ということになります。施設によっては、ゆったりとしたペースで働くことが可能かもしれませんが、激務という施設もあるでしょう。給与についても、運営会社の経営状況によって左右されます。いずれにしても入社の前には必ず施設を見学し、可能であれば何日か勤務を体験させてもらうようにしましょう。